絶望的に寒さが苦手であるが故に夏がとても恋しい今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか.
いつになったら台湾観光の記事は続きがアップされるの???と周りから激しい罵声温かいご声援を頂いたのも今は昔となってしまいましたが, まだまだ暑かったあの頃に戻りてえなあと思いつつ年が変わらない内にさっさと書いておこうと思った次第な訳です.

◆ この記事の前
はじめての台湾 (2016-9-14)
はじめての台湾(観光編その1) (2016-9-18)
朝の瑞芳駅前でセブンイレブンに入って朝食にありついた我々でしたが, お買い物中に気になる商品が陳列されていることに気が付いたのです.

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"日式無糖緑茶". なんだそれは.
 ペットボトルを手に取って成分表示を確かめてみると, どうやらこちらでは紅茶であろうと緑茶であろうと砂糖を入れるのが標準っぽい感じで, 日本と同じ緑茶を飲みたいなら無糖と明記されているものを選ばねばならんようで. なんか不思議な感じ…
この時はへえーそうなんだ程度にしか思わなかったこの発見, 後々になって我々に対し突然牙をむくこととなったのです.

さて, 現在地瑞芳駅前から目指す九份地区までは5km程度. 何かしらの交通機関を使わねばしんどい距離な訳ですがここは初めての異国.
駅前の案内板を読む限りバスで行くのが良さそうな感じでしたが, 手元の台湾案内同人誌(!)によれば運賃の支払い方法が複数あるらしく,
  1. 前乗り先払い
  2. 中乗り後払い
  3. 1. で請求される区間と 2. で請求される区間を跨いで走る(区間次第では二度請求)
…これを運行案内図とかを見つつ頑張って対処せねばならん模様. 何処の国でもバスってよそ者にはつらい乗り物であることだなあ
恐れをなしつつ駅まで歩いていく我々の目の前に現れたのはタクシーと地元新北市が設置したらしい均一運賃案内の看板. どうやらメジャーな行先に関してはあらかじめ運賃を決めて明示してくれているようなのです. 結局これが決め手となり, バスよりは割高だけど良いかとタクシー移動に決定.

南国化した箱根湯本っぽい感じの車窓をぼんやり眺め, 山道に突っ込んでもアグレッシブな運転のタクシーに揺られること10分くらい…
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ここは外国!(まだ言ってる)

有名な旧市街エリアの入り口は一枚目の写真に写っているセブンイレブン右脇なのですが, そこは下調べ皆無の馬鹿三人組. わざわざ入り口近くにタクシーを止めてもらったのにしばし道に迷って意味もなく山登りを楽しむこととなったのです.

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有名観光地と言えど, さすがに朝9時前ではこんな感じ.

旧市街エリアを一度突っ切ってしばしお散歩…
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市街地の上部はかなり狭い坂道が張り巡らされていましたが, そのエリアに進入している車がことごとく何かしらに衝突した形跡でベコベコとなっているのが"何か"を物語っていてとても印象的でした.

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台湾に溢れかえる謎の日本語シリーズ.

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湿気全開な台湾の空気にやられて汗だくとなってきたところで写真中央のお茶屋さんに入店.
千と千尋の神隠しに登場する湯屋のモデルであると言う事にされていることで有名なこの物件, お店側は大々的にその噂を使って日本人客を寄せ集めているっぽい感じでした. いや雰囲気は確かに最高なんだけども. しばしグダグダとお茶を楽しんだところで次の目的地選びに着手…するも案の定何も思いつかず. ひとまずメジャーなところ行っておけば良いんじゃねえの程度のノリで台北101行きが決定. 国外に来てまで完全に国内旅行でのダメなノリを引きずることとなりました. まあ楽しかったんですが.

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帰る頃にはこの人だかり.
徐々に海外の雰囲気に慣れてきたからか, 帰りはバス移動にチャレンジしてみることが決定. グダグダ英語と身振り手振りでどうにか運賃を確認していざ瑞芳駅へ.

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こちらも運転はなかなかキレッキレな感じ.

再び駅前に辿り着いたところで悠遊卡(Easy Card)と言う現地のICカードを購入すれば運賃の支払いにある程度は困らなくなることにようやく気付いた我々. コンビニに再度突撃して入手にチャレンジします.
ところで部長(当時)が購入した柄は…
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台北駅へ帰り着いた頃にはもうお昼. なんだかんだで良い感じに時間を食い潰しつつありました.
丁度この頃になると招待選手の皆様も台湾に到着して会場で前日調整に挑まれ始めます. 後日撮影した写真を交換させて頂き, それらを全部Googleフォトへ放り込んだ結果観光して遊び呆けている僕達真面目に調整や講演に臨まれている招待選手の皆様が入り混じって表示される大惨事に. …何と言うか申し訳なさが.
しかし当時の僕達はそんなことは知る由もなく, 引き続き観光が続きます.

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たのしい地下鉄移動.

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新年はこのビルのそこかしこから花火を打ち上げるとかなんとか. やること豪快だなあ.

さて, 諸々の事情で展望台入場チケットを個別で買うことになった我々ですが.

◆ ダメな人の例その1 FND先輩は相変わらず何か持っている.

◆ ダメな人の例その2 日本語通じるかなー、と思ったら「???」と言う顔をされたので英語チャレンジしたところ普通に日本語で返されてテンパった結果この大事故.
これだから人馴れしてないコミュ障はダメ.

何はともあれ眺めは非常に良かったです. 一人異常なくらい怖がってる人がいたけど.
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風による振動対策用の巨大ダンパーを眺める.

この後はひとまずホテルにチェックインして荷物を投棄. 身軽になった後は晩メシを求め夜の台北市街へ繰り出します.
初めての海外ながらもう既に現地入りして半日以上, 大分雰囲気にも慣れてきた結果, ビル地下に広がるよくわからない地元民使いっぽい感じのレストラン街へ突撃.
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美味しそうなのは分かるが読めない.

台湾一日目の晩メシ物件となったこのお店はなかなか強烈な思い出を刻んでくれました.

◆ その1 「ちょっと待ってねー今片付けるんで」からの中二階に通されてのこれコンボはさすがに死ぬほど笑いました.
もっと大人数のグループと来店タイミングがかち合ってしまったのでこれは致し方なし. 笑ったけど.

◆ その2 忘れた頃に牙を剥く非日式緑茶の図.
僕ももはや朝の発見のことなどすっかり忘れておりました. それにしたってここまで甘くしなくたって良いじゃない.

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しかしながら肝心の料理の方は安くて量も味もなかなか, 店員の親切な兄ちゃんがわざわざWi-Fi使う? と聞きに来てくれたり総合的にはとても良い所でした.
活気に溢れていて何と言うか最高. (ボキャ貧) 

しかしながら帰り道は見事に道に迷いまして(大嘘),
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こんなところだとか

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こんなところに迷い込んだりしつつ

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どうにか台北駅前のホテルに帰り着いてようやく内容盛りだくさんの一日目が終了となりました.
結局やっていることが日本にいる時と何も変わらないのであった

本当は今回で全て書き終えるつもりだったのですが, 3時間掛けてようやく一日目終了と言う有様なので続きはまた後日.

◆ この記事の続き
はじめての台湾(観光編その3) (2017-5-13)