こんばんは。まさかの一日二回更新です。
リクエストが有ったので今年のハーフサイズ機体について使用部品等をまとめておきたいと思います。参考になるかどうかは知りませんが。
IMG_4074
※機体の良い写真を探したんだけど無かったので前回に引き続きこの残念写真.

◆ 基本情報
なまえ: Bloomfield
寸法(幅x長さx高さ): 41x61x14mm
重さ: 21g(含バッテリー)
CPU: Renesas RX631 64pin R5F5631PDDFM
電源: Li-Po 1Cell 180mAh
電源レギュレータ: Torex Semiconductor XC6210B332DR-G
足回り: 40:7, m0.3, アクリル製スパーギヤ(by DMM.Make)+真鍮製ピニオン
モータ: 頂きもの. 詳細不明
モータドライバ: Texas Instruments DRV8836
エンコーダ: ams AS5147P + ネオマグ ネオジム磁石φ4x2
壁センサ: OptoSupply OSI5FU3A11C + Lite-On Inc. LTR-4206E
ジャイロ: InvenSense ICM-20602
LEDドライバ: Maxim Integrated MAX6966ATE
スピーカ: Soberton Inc. ST-0402T
インターフェースLED: Lite-On Technology LTST-C19HE1WT

◆ 回路図
circuit
PDF版はこちらに(Dropboxへのリンク)。その内に消すかも。
追加配線なしで動かせてたので多分使えると思いますが細心の注意を払ってお使い下さい。

◆ 細かいこと
この前書いた反省会記事と併せてお読みください。
  • Li-Poはこんなに容量要らない。買うのが面倒臭くて貰い物を使っていた。重いし大きいし良いことなかったね
  • 電源レギュレータはパッケージの小ささ・ドロップアウト電圧の小ささから選定。…したが部品在庫を確認せず基板発注したせいで大惨事。最終的にサンプル請求で入手する羽目に。
  • ギヤは既製品に限る。
  • 壁センサは7つ積載。中央から順に前壁センサ・斜め中の柱読みセンサ・壁切れセンサ・壁制御センサ。出来る限り前を向けたセンサで斜め中の柱を遠くから読んで避けやすくすることを狙って別配置としたが、威力を発揮できていたかは走り込みが足りず不明
  • ジャイロのはんだ付けがつらかった。今回の製品は側面に足が出ていないため付いているか分からんしクラックを連発した。次回があるならこのタイプのパッケージは避けたい
  • LEDドライバはI2C利用の物がほとんどでSPIで通信出来るものがなかなか見つからなかった。ようやく見つけたと思ったら俺様仕様でMISOを共用すると通信不能で大惨事。許さない。
◆ 戦績
東日本大会5走完走, 中部大会探索成功, 全日本大会フレッシュマンクラス3位

・・・

昨年度(2016年度)の全日本大会最終結果がNTFホームページに公開されていますが、このPDFファイル後半には参加者のテクニカルシート集が付いてるんですよね。部品選びをするのに結構参考になるのではないでしょうか。
自分も壁センサ関係の選定は上記を参考にしてみました。反応速度とか感度ピークとか特性に関して考えることが多すぎて面倒臭かった。

それでは皆様、来シーズンもたのしいマウスシーズンを。